2016年06月22日

鉄棒 前回り降りの補助


今日は、保育園にて、年中・年長クラスの体操教室でした。

各クラス、運動会に向けての練習に励んでいます。

日頃、子供たちも熱心に練習に取り組み、

保育士の先生方も一生懸命指導されていることもあり、

体操教室で見るたびに上手になっていて、

自分だけの力でできる子供が増えています。

熱意が伝わってきます。

すばらしいです!


さて、鉄棒の前回り降りの補助についてご紹介したいと思います。

image1.jpg

前回り降りの補助っていろんな方法があると思いますが、

一番押さえておきたいことって何だと思いますか?

前回り降りができない子供をイメージしてみてください。


鉄棒に上がって腕支持の姿勢をとったあと、

前方に体を倒そうとすると、「怖い!」って鉄棒をギュ、体をガチガチって強く緊張させますよね。

↓↓↓ 怖いと感じている子供は、この姿勢で体を強く緊張させて固まっています。

image.jpg


そう、“怖い” んです。

ここが押さえておきたいポイントなんです。

子供の恐怖心を、やわらげてあげる。

「一緒に先生がお手伝いするから大丈夫だよ!」

って安心感を与えながら補助することが大切です。


では、具体的にどのようなコンタクトをとりながら補助するかというと、


補助者は、子供の前方に位置し、子供の胸部中央に手を当てます。

もう一方の手は、子供の膝の裏または、ふくらはぎの中央部に当てます。


image5.jpg


当てた手は、体が前に回転し終えるまで当てておきます。

途中で、子供の体から手を離すと、

子供が怖がってぐっと体に力を入れて前への回転をやめてしまうことがあります。


そして、前に体をゆっくり倒すよう声をかけつつ、

「大丈夫だよ、ちゃんと手を当てているからね!ゆっくり回ってごらん」と伝えながら

前への回転を促していくと、できるケースが多いです。


でも、この補助方法は、やや怖いかなという子供に有効な方法でして、

前回り降りが初めてだから怖いよ〜

何回かチャレンジはしているけど、ほんとに怖くて無理だよ〜

という子供にはうまくいきにくいことがあります。


で、このような子供の場合、

私のやり方ですが、補助の立ち位置を子供の後方にします。

↓↓↓ こんな感じです。
(簡易な合成ですので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、イメージはこんな感じです。)

4.jpg

手の当て方は、前述の方法と同じですが、

それでも怖いよ〜という子供の場合、

手ではなく、補助者の脚を子供の脚に当てます。というか、軽く挟みます。

すると、体を緊張させながらも、なんとか前に回転できるようになります。

先日の保育園で、前回りの指導と補助の仕方を教えて欲しいということで、

実際に、園の子供たちの中で、とても怖くて回れないという子供(約10数名)を対象に

上記の方法を試みたところ、

1人の女の子を除く全員が前回り降りができました。

1人の女の子も、全く動けなかったのですが、

50度〜60度くらい前に体を倒すことができるようになりました。

保育士の先生方もびっくりしてました!


もし、今、前回り降りを練習されている保育園、認定こども園、幼稚園の先生方、

少しでも参考になれば幸いです。


あっ、こちらの先生の補助方法もとても参考になりますよ!

私も、研修に参加して先生(居関先生)の指導法を参考にさせていただいています。









posted by 大久保 友杜矢 at 20:54| 広島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 幼児体操教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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